転職前提のエンジニアスクール(D社)について注意と所感

新年あけましておめでとうございます。

 

今回はエンジニアスクールについて記事を書いてみました。

スクール卒業後は別のサービスを使っていますが、それは別に書く予定です。

(サムライエンジニア+plusとmentaです)

 

私は7月からDMMWEBCAMPというエンジニアスクールでrubyを学びました。

転職の斡旋もして欲しかったのでcommit短期集中コースを選びました。

他にも転職サポート(転職保証ではない)がついている会社はあるのですが、実績とチーム開発があることが理由です。

 

commitには短期集中コースと専門技術コースがありますが、専門技術コースは「短期集中コース+α」なので3か月目までは同じカリキュラムで進みます。

ちなみに専門技術コースは給付金の対象で半額以下にできますが、課題を期限内に合格しポートフォリオも完成させないといけません。カリキュラムがスムーズに進まなくなったり遅れると、50万以上の補助が受けられなくなり、100万近く払うことになります。(毎月誰かいる気がする)

給付金を使う場合はプロゲートやドットインストールなどで適性を見極めたり予習することおすすめします。

 

他スクールの比較をしているサイトと現在の状況が違います、騙されないでください!

2021年7月~11月時点で完全オンライン制になっています。教室には行けますが、自宅と作業が変わりません。教室でも自宅と同様のオンラインでの質問になります。また、教室は生徒がほとんど来ていないのでほとんどコミュニケ―ションはとれません。ポートフォリオの発表も同様オンラインです。オンラインなので数人分のポートフォリオしか確認できません!

注意してください。

 

2022年1月現在では変わっている可能性がありますが…大きな変更であれば卒業してまだ間もないので連絡が来ると思われるので、その連絡がない為昨年と同様だと思います。

(卒業後、AWS EducateからAWS Academyの変更の連絡が届いた為、卒業後でも何かあれば連絡が来ると思われる)

 

web-camp.io

 

 

ここから先はマイナスな発言が多くなるので気になる方は読まなくても問題ありません。

ただ、スクールについて露骨にいいことしか書いてないサイトばかりなので、不信感を持っている人や悪い部分を知りたい方は読んでもいいかも?

 

私が使っていたDMMWEBCAMP (commitコース)ですが、

結論から言うと金額に見合っているかは別として、「使えるスクール」だと思います。

(事前に勉強or理解力に自信がないと使いこなせないけど)

経験ある人に聞き放題は、他のサービス使うと本当に有り難さがわかる。

 

まとめ

<良い点>

カリキュラムの範囲が広い(多い)

一部解説の動画がある(ほとんどないしカリキュラムそのままだからあまり意味はないが)

数回程度のカリキュラムのセミナーと就活でよくあるグループワークがある

質問の制限がない(調べていない範囲は調べてからの質問になる)

質問の待ち時間が少ない

経験や知識が豊富なメンターがいる

13時から22時まで質問時間がある(1,2か月目のみ)

チーム開発ができる

ポートフォリオのレビューをしっかりつけてもらえる(勿論1回だけだけど)

転職のアドバイザーがしっかりしている(ちゃんと履歴書や職務経歴書を添削してもらえる)

頑張ればslackで同じ勉強仲間ができる…?(自分から探すか、そのコミュニティに誘ってもらうかだけど、ほとんどの人は入ってないと思われる)

 

<悪い点>

質問し放題がついているだけの独学状態(一応カリキュラムはあるけど)

↑コロナ前は教室で他の人と一緒にやっている感はあるが今は違う(教室には行けるけど数人くらい)

事前に学習をするか、理解力がないとついていけない(短期間に詰め込み過ぎ!)

→遅れるとなかなか遅れを取り戻せない

カリキュラム内の解説が不十分

メンターの当たり外れが大きい(全然経験がない人や課題を把握していない人がいる)

チーム開発も相手次第(相手次第ではほとんど連絡がなく個人開発に近くなる)

運営部の手際が悪い(オンライン化して1年、毎月している事なのに何故?)

一部解説が別の場所にされているものがあるが、読ませてもらえる基準がわからない

脱落者が少なくない(各校舎で30人くらい、約100人の1割くらい脱落)

3か月目は質問が19時から22時までになる(そのかわりベテラン中心)

転職保証が付く条件がかなり厳しい(そして使われたことがないというインタビュー記事が…大きく宣伝して実績ないというのはいいのか?)

活発なコミュニティ…活発?

javaのカリキュラムを見ることが出来るのは卒業後?

 

 

気になった点としては、

しかし、質問の回答をしてくださる方がrubyを含めても1年もプログラミングしてないのでは?と感じる方が何人もいたことが気になりました。実際1,2か月目の質問は20代の若い人ばっかりが対応に当たっていたし…。

後から考えればgithubのコミットの仕方がちゃんとできないってやばいでしょ…。

モデルスケジュールでは3か月(4か月)のうちの1週間目に行う内容が教えられないっていうのはまだ質問対応するのはよくないだろ、と思います。

モデルスケジュールは1週間でHTMLが終わります。HTMLどころかやっと用語やパソコン操作に慣れたという状態なら遅れます。

 

課題の質問もメンターに丸投げなのにメンターが把握していなくて課題の提出期限が過ぎそうになったのは焦った。質問の回答をしてくださる方(メンター)はフリーランスの人が中心と思うのですが運営とのやり取りが上手く出来ていないのか、もう少し意思疎通をして欲しい。生徒側も運営部からの一方通行のみで意思疎通が必要かも。融通きかないし。

 

ですが、質問し放題なので、

説明が伝わらない・課題を理解していない相手であれば質問相手を変えて質問すればいいこと、若い人が多くてもしっかりと経験を積んでいる方など、対応してくださる方が多いので自分が納得するまで質問できるのは強みだと思います。

 

メンターは質問に対して丁寧に対応してくださる方がほとんどです。1回の対応は1時間くらいが目安なのですが、超えても問題ありませんし、エラーの解消だけでなく解説や相談にも応えてくれます。

 

夜は他のコースの方の質問も増えているかもしれませんが、副業されているメンターの方も入ってくださるのか比較的スムーズです。対応待ち10人以上いても5分かそれ以下で順番が来たこともありました(笑)

 

ただ、3か月目になると対応できるメンターが限られる上、時間も短いので注意が必要です。20時に質問して1時間待ちの21時に対応は辛い。特にすぐ解消できないエラーの場合再度質問する時間がないんだよ…。

 

悪い部分としてはカリキュラムが不親切なのと運営の手際が悪いことですが…

自走力を養うってことを謳っているからなのか説明不足感があります。

(本当は細かく解説する気がないだけの気がするが)

 

 

エンジニアは好きな時間に働ける、という軽い気持ちで考えている人に注意してほしいことですが、

どこのスクールでも「年収1000万が夢じゃない」とか年収600万が普通みたいな書かれ方をされていますが会社は全力で響きがいいことを言うので真に受けないでください。

 

エンジニアは技術職です。そしてIT土方とか言われています。

技術職なので最初は給料が低いです。転職したてだと300万も普通に下回ります。

実際、カリキュラムが終わって転職活動になったら言われました。

関東で280万、300万くらいで他の場所(関西)だと260万とかです。

新卒の年収くらいです。前職次第では年収が100万以上下がることに注意して下さい。

東京など場所次第ではかなり生活が厳しくなるので覚悟が必要です。

そしてIT土方と言われる所以は「きつい」「帰れない」「給料が安い」

などがあります。

また、ITエンジニアは人月工賃です。そしてこれが派遣(特にSES)会社にとってかなり都合がよく、人を送れば送るほど利益が出るので、問題を起こさないレベルの人間なら誰でもいい部分があること、安く済むという構造的欠陥があることは把握しておくべきだと思う。

あと、エンジニアを目指すなら、一発でフロントエンジニアになれる自信がある人以外はSESのことは絶対に調べてからにした方がいい。

SESの悪い部分はネットで大量に出てくるから、1回でもブラックに入りたくない人はエンジニアはやめといたほうがいい。

DMMWEBCAMPの求人が他よりSESが少ないって言われてるけど、その割合が大きいし、SESじゃなくても従業員10人とかの零細企業もあるから無難に就活するならSESの可能性が十分あります。

 

求人の紹介についての規定ですが、

ちなみに、課題の未達が1回までならDMMWEBCAMPさんのみの求人紹介となります。

2回以上で提携機関の紹介も入ります。

3回以上でエンジニア以外の求人が含まれるそうですが、営業など全く関係ない仕事ではないみたいです。

課題未達が4回以上になると提携機関のみの求人紹介となります。

 

転職活動開始から3ヶ月以上内定がない場合も提携先機関での求人紹介サポートの対象ということだが、3か月とかすぐに求人の紹介をしてくれるわけでもないのに。最初に求人をもらってから約1か月で15社。どうなるか。

 

ポートフォリオの発表はグループ分けされた班で発表が終われば自由解散だったのは改善して欲しいな。他の人がどんなものを作ったか全くわからない。逆にオンライン化で全部の教室の人が集まっているのになぜ見れるようにしないのか。見たい人は見たり話し合える環境が作れると思うのだが…

 

そして案内なしの自由解散をして翌日に転職活動の案内を出すのはホントに改善すべきだと思う。

いつもの事ではあるが、案内がなさ過ぎて他の生徒と一緒に何をすればいいのか悩んでいたので精神衛生にすごく悪かった。

 

そして卒業後にjavaのカリキュラムのURLを渡すのではなくもっと前に渡すことはできないのだろうか。理由は何なのだろうか。

みんな、教えてもらって勉強できたのはいいけど対応がその場しのぎみたいなところがあって困惑してたから対応が改善されるといいな。

 

メンターの人のブログ(DMMWEBCAMPの事かは不明)を読んで過程を大事にして欲しいという記事があったけど、課題が提出できるのとできないのでは時間と特に金銭に大きな影響が出るから難しいと思う。ひと月の延長で10万、給付金の人なら50万以上の支払いは大きい。

このブログを読んでる人は事前に勉強することをお勧めします。

特にDMMWEBCAMPはかなりカリキュラムを詰め込んでいるので、カリキュラムを進めることを優先しすぎると理解せず回答を教えてもらって、ポートフォリオ作成時にどこが理解できているのかわからなくなってしまうので気を付けてください。

 

雑に書きなぐったような記事ですが、誰かのお役に立てれば幸いです。